未来について考える Vol.15

2024.09.03

これまでも誕生日や年度の変わり目、新年を迎える時などに、未来について、自分の人生について長期的な視点で考えてきました。そういうことを考えるのが好きなこともあって、大体30年先まで考えてきたのですが、自分の年齢が50を過ぎてからは、30年先まで自分が生きているのかと、あまり先まで考えても意味がないように感じ始めていました。というのも、私の父は76歳で癌で亡くなっており、自分も遺伝的にどこまで生きられるかわからないと感じていたからです。

ですが、今年はその想いを転換し、目標を思い切って見直し、元気に100歳まで生きることを目標として、最期まで前向きに、これまで天から頂いた多くのものをなるべく多くの方々にお返ししてあの世に帰ろうと決意をしました。もちろん、そんなに長く生きられるのかわかりませんし、長いことが必ずしも価値だとは思わないのですが、たとえ今の仕事を引退する時が来ても、決して楽隠居をして生きることは望まず、さまざまな形で社会に貢献し続けたいと心境が変化してきたのです。

そのように目標を転換してから、今まで以上に健康のこと、会社のこと、家族のこと、自分が身を置く共同体や社会のこと、自分が社会にお役に立てる専門性や経済力などを切実に考えるようになったと感じています。

これまでの人生の中で、生きていれば様々な試練に直面することを教えていただき、試練に直面しても、その事態を自分が変わり、成長するための呼びかけとして受け止められれば、必ず道が開かれることを学ばせていただきました(ご関心のある方は、高橋佳子先生の著書「ゴールデンパス(三宝出版)」をご一読いただければと思います)。

試練の多い現代社会ではありますが、仲間や家族と共に、希望を持って天寿全うを目指したいと思います。

頑張ります!