TL人間学シンポジウムが開催されました! Vol.8

2022.04.01

今日は4月1日、新年度を迎えました。私どもの会社は3月末が決算であり、4月1日はまさに新たなスタートの日です。新しい年度を迎えるにあたっては皆さまもいろいろな準備を重ねられると思いますが、私の場合、準備のために「振り返り」と「学び」に多くの時間を割くようにしています。一年一年少しでも成長できるように、旧年度をしっかりと振り返り、学びの機会を重ねつつ、来年度以降の未来を「思い描く」ようにしています。

その準備の中でも一年を締めくくるにふさわしい大切な学びの場となったのが、先月3月27日に東京プリンスホテルで開催された「TL人間学シンポジウム」でした。同シンポジウムのパンフレットに、「2つの扉」の著者である高橋佳子氏は次のように書かれていました。

”もともと、人間が生み出すあらゆる現実には、意識のあり方が反映しています。その事実を無視して、あるべき未来を追求することは困難でしょう。素晴らしい人間の営みの根幹には、必ず、尊い志や願いがあります。それを見失えば、人間が抱いている本当の可能性を引き出すことはかないません。
だからこそ、私たちは、右側の扉を選んで、物質の次元とそれを超える次元を受けとめて生きることが必要なのです。左側が「物質」で、右側が「精神」ということではありません。
右側の扉の世界では、単に「精神」だけでなく、「物質」の次元も「心・魂」の次元も包含することによって、人間が抱く全体の力、本来の人間力を引き出すことができるのです。
そして、その人間の全体力をもって、新たな解決と創造の道を開こうとするのが「TLトータルライフ人間学」(「魂の学」)です。”

今、学ぶべき最も大切なことは何かと考えてみれば、それは、経営学をはじめとする専門性はもちろんですが、ここに書かれているように、人間が抱く全体の力、人間力を引き出すことではないかと思うのです。TL人間学シンポジウムはまさにその人間力を学ばせていただく絶好の機会となりました。新たな年度を迎えた今、志と願いを確かめ、さらに学びを続けながら、新しい日々をしっかりと生きてゆきたいと思います。

2022年度もどうぞよろしくお願いいたします。