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ALiAーAuthentic Leaders in Actionー

6月18日から23日にかけて、カナダのハリファックスにて開催されたALiAーAuthentic Leaders in Actionーに参加してきました。

ALiAは、transformational learningのための場であり、世界中の様々な分野でリーダーシップを発揮されている方々が集い、共に学び合う場です。

(写真:ALiAでのワールドカフェ)


私も、日常をちょっと離れて、世界中から集ったリーダー達と共に世界の声に耳を傾け、対話し、内省して過ごしました。 答えやスキルを得るというよりも、ただ起こっていること に注意を向け続け、問いを受け取り続ける、そんな誘いを 受けながら過ごす1週間でした。

ALiAのプログラムには様々な講演やワークショップがあり、私は『リーダーシップとニューサイエンス』の著者であるマーガレット・ウィートリーがファシリテートするコースを受けました。彼女が提供したコースは、人が心に抱える「希望と怖れ」をテーマとしたワークショップで、私自身にとっても深く自分自身を見つめ、熟考する機会になりました。

(写真:マーガレット・ウィートリー)

 

日本人の参加者は私を含め8人ほどだったのですが、震災から1年を経て今感じていることをそれぞれがストーリーテリングするという貴重な機会も設けて頂きました。私自身は、自分の経験をストーリーとして語ることを通じ、不確実な世界の中を生きているという現実に改めて向き合うことが出来たように思います。

 

ALiAという場の、非常にユニークな特徴の1つとして、日本的な文化を取り入れており、日本へのレスペクトがとても強いということが挙げられます。一例を挙げると、場を始める時に「礼(Vow)」をするということがあります。マーガレット・ウィートリーは、礼の背景にあるものについて次のような説明をしてくれました。

 

ー自分の行動に責任をとり、互いの学びをサポートしようとする姿勢

ー未知のことに仲間と共に飛び込む覚悟

ー怖れと不安定さを探求しようとする意志

 

まさに、学ぶことは変わることであり、それを真摯に追求しようとする姿勢が礼として表現されていることを学ばせてもらいました。日本人としてカナダで礼について学ぶとは思ってもみませんでしたが、とてもよい機会でした。

 

この他にも書道や合気道など、いずれもアメリカ人の達人による指導を受ける機会がありました。日本の文化の持つ形の奥にあるものを色々な形で学ぶ機会にもなりました。

(写真:書道のワークショップ)

 

ALiAでは、多くの時間を通じて、自らのあり方が問い直されました。そのことは同時に、私にとっては、今を生きる、つまりマインドフルであるということの探求でもありました。五感を使って世界を感じ、只世界に自分を開こうとする、そんな時間を持てたことは私にとってとても豊かで発見の多い時間でした。

対話の力ーフューチャーセッションin四国

2012年5月26日と27日の2日間,「対話の力—四国発!新たな未来を創造する」をテーマとしてフューチャーセッションin四国(主催:NPO法人ソーシャルベンチャーズ四国)を開催いたしました.当日の様子については徳島大学の吉田先生のブログFCNJさんのブログでもご紹介いただいています.

(写真:スタッフの方が手作りしてくれた看板)

 

今回のイベントは,フューチャーセンターによる企業変革の取り組みに長年従事されてこられた岩井秀樹氏、市民が対話し新しい未来を生み出す試み「京都流議定書」の仕掛人である岡村充泰氏をゲストにお招きし,組織開発と地域開発の分野で有名なボブ・スティルガー博士と八木がファシリテーターを務める形で進行されました.

 

(写真:こんな感じでサークルになって対話をスタート)

 

年齢,性別,住んでいる地域,職業など様々な違いを持つ人々が対話を深める,一見とてもシンプルなことですが,実際には意外と難しいことだったりします.地方にはまだまだ豊かな人と人との関係があるのも事実ですが,その一方で,人々は自分が普段属しているグループとは異なる人々との対話を持つ機会について十分だとは感じていない現状があります.以前,ある地元の経営者の方が私に「普段,地元の経済人と話す機会はあるけれども,そういったコミュニティには多様性が少なく,新しいアイデアや情報に関しては枯渇しがちだ」とおっしゃっていました.このことは自治体の方にも,NPOの方にも,大学人にもそれぞれ当てはまる傾向のようです.多様な違いを持つ誰もが安心して参加出来,対話を深められる場は,実は簡単に生み出せるわけではありませんが,その必要性はとても大きいものだと感じます.

(写真:ワールドカフェの様子,各テーブルにはスタッフが一輪挿しの花を用意してくれました)

 

よい場をつくり出すには,よい場を生み出そうとする意図と情熱,デザインとプロセス,場を支える人々のホスピタリティ,参加者の主体性と創造性を引き出す知恵,ファシリテーターによる傾聴と沈黙の力など,学ぶことが本当に多くあります.私自身,その学びの道程の途上にありますが,これからも多くの方々と,よい場を生み出すために探求と学びを深めていけたらと思います.これは毎回,本当に楽しい学びです.

(写真:27日のプログラム,その場の流れを大切にしたかったので細かい時間は書き込みませんでした)

 

参加者の方々からは「未来を語ることで今がワクワクすることを感じた」,「新しい一歩に具体的につながるヒントが得られた」,「四国の全ての大学をフューチャーセンターにしたい」,「傾聴と沈黙の大切さを感じた」などなど沢山の思いや気づき,今後の抱負をシェアして頂きました.

(写真:ポストイットで貼られた参加者の皆さんの気づきの一部)

 

参加してくださった多くの皆さん,そして場づくりを支える側にまわって下さった多くの皆さん,本当にありがとうございました!

(写真:当日の模様は5月26日の夜のニュース(KSB スーパーJチャンネル)でも放送されました)

ビジネス専門誌への掲載

最近のビジネス専門誌への寄稿,インタビューをまとめてみました.

 

■日経トップリーダー 「『修羅場』を5STEPで乗り越える」2012年6月号 pp.22-23.

(内容)後継者が直面する修羅場についてと内省と対話を通じてそうした修羅場を乗り越えていくための道筋についてです.

 

■人材教育 「チーム・組織の能力を引き出し企業の持続的成果を実現するヒント」2012年6月号 pp.86-91.

(内容)2012年3月13日・14日に行われた日本能率協会主催の組織開発フォーラム2012での講演と対談をまとめて頂きました.組織の未来と組織開発の関係,組織開発が何を扱うか,深い変革を可能にする内省と対話などについて語っています.対談は,日産自動車 組織開発部 本部長の清原正治さんと日本オラクル 人材組織開発部 シニアディレクター 赤津恵美子さんと.

 

■ブレーン 「共創パワーを最大化するには」 2012年7月号 pp.46-48.

(内容)テーマは,ファシリテーション型のリーダーシップについて.内省と対話を通じてチーム一人ひとりの力を活かし,多様な視点から“解”の質を高めていく工夫や自分自身が広告代理店で働いていたときの経験などを語りました.他にTRUNKデザインディレクターの桐山登士樹さん,フューチャーセンターで有名な野村恭彦さんが同じコーナーに登場されています.

■ビジネス香川 BKセミナー 「組織変革のマネジメント 企業文化の影響力②」2012年5月17日更新

■ビジネス香川 BKセミナー 「組織変革のマネジメント 企業文化の影響力①」2012年5月3日更新

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